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エンジンオイル漏れの修理
こんにちは。京都右京区で愛車を長く乗りたい人のための車検・整備をしている中谷自動車工業所の中谷康志です。
この画像はエンジンの後ろ側の写真です。
ガレージの下にオイルが漏れていたので、チェックしたところクランクシャフト・リアオイルシールの不良でした。
トランスミッションをおろし、部品交換で完治しました。
エンジンオイル漏れ2つの原因
エンジンオイル漏れの原因は以下の2点が考えられます。
・エンジンオイルの交換を怠っていた
・経年劣化
エンジンオイル漏れを放置するとどうなるのか
エンジンオイルの漏れをそのまま放置して乗り続けると、エンジン焼き付きにより走行不能に陥ります。こうなると、修理代も高額となります。
当店では、車検の際に、今後悪くなる可能性がある点についてアドバイスをさせていただきます。たとえば、オイル漏れの予兆や、エンジン音・走行音について異音がしないかを確認します。車検時点で交換を行うかどうかはお客様のご判断ですが、安心して乗るために必要な情報提供・提案はさせていただいております。
きちんとした整備をしてもらっていれば、突然オイル漏れ等のトラブルになることは非常に稀です。
その他の車のオイルとトラブルリスク
トランスミッションオイル
オートマチック、マニュアルそれぞれギアの部分に使われているオイルです。
これが劣化すると、オートマチックの場合は出力低下、燃費悪化につながります。
マニュアルの場合はベアリングの異音、シフトチェンジのフィーリングの悪化などになります。
メーカー・車種毎に取り替え期間が指定されているので、それに従ったメンテナンスが必要です。
デフオイル
デファレンシャルギアオイルの略です。
車が曲がるときに、内輪と外輪で回転差が生じます。
その回転差を調整するのがデファレンシャルギアです。
そのデファレンシャルギアの潤滑油がデフオイルです。
過酷な環境で使われているオイルなので、定期的な交換が必要です。
劣化した状態で放置すると異音がするようになります。
最悪の場合、走行不能になります。オイルがなくなると、ギアが焼き付き、修理代も高くなります。
前輪駆動の場合、トランスミッションオイルと一緒のことがあります。
後輪駆動の場合は、トランスミッションオイルとは別に存在します。
メーカー・車種毎に取り替え期間が指定されているので、それに従ったメンテナンスが必要です。
定期点検でエンジンオイル漏れのリスクを回避しよう
半年に一度は車の点検を行うことで症状が悪化する前に手を打てます。
車の点検は定期的にしてもらいましょう。