
ドライブレコーダーTZ-D002
目次
ドライブレコーダーとは?
車道を走っているときに、事故の目撃情報を求める看板を見たことがありませんか?
自動車で事故が起きた時には、当事者以外の第三者の証言が必要なことがあります。
しかし、看板で目撃情報が求められているように、必ずしも第三者が見ていて、様子を説明してくれるわけではありません。
ドライブレコーダーとは、自動車が走行しているときに、前を動画として録画し続けるものです。
ドライブレコーダーでは下記の動画のように走行が録画できます。
データはSDカードで保存され、自分で取り出しが可能です。
取り出したSDカードはパソコンで見るだけであれば、Windows media player等一般的な動画閲覧ソフトで見ることができます。
万が一事故等が起こった時には、車が衝撃を受けた前後30秒程度を消えないように自動で別データとして保管します。
また、上の動画のように旅先でのきれいな風景等を録画して楽しむことも可能です。
このドライブレコーダーのデータは事故時に客観的な証拠資料として認められます。
これまで、ドライブレコーダーはバス・タクシー等業務用の車には多く普及しています。
一方で、普通の乗用車にはまだまだ認知がいきわたっておりません。
国内での普及率は2015年時点でまだ10%未満といわれています。
自動車の運転リスクについて意識の高い人から導入される方が増加傾向です。
具体的なドライブレコーダーの使用事例
- ショッピングセンターの駐車場内で、移動中に駐車車両がいきなり発進して衝突。ドライブレコーダーがあったために、いきなり発進した車に高い過失割合があると認定。
- 一時停止後に発進したところ、右からくる車にあてられたが、ドライブレコーダーがないために、一時停止したことを立証できず、過失割合が高くなってしまった。
- 停車中に横からバックで出てきた車が接触した。相手は「そっちも動いていた」と主張。ドライブレコーダーを確認したところ、停車していたことが証明でき、相手過失が100%と認定。
ドライブレコーダーの選び方6つのポイント
ここではその選び方についてポイントを6つご紹介します。
1.LED信号が映るか
信号には電球タイプとLED信号があります。安価なものだと、LED信号の色が映らない場合があります。
2.画素数の違い
画素数が高いほど、夜間でもきれいに撮影されます。当店では200万画素以上のものを推奨しています。
3.GPS機能の有無
GPS機能がついていると、事故が起きた場所・時間が特定できます。また、ハイグレードのものであれば、事故時のスピード等も専用ソフトでパソコンで把握できます。
4.電波干渉
フロントガラスのテレビアンテナに干渉して、テレビが映りにくくなったり、自動ブレーキ等のシステムとの電波干渉がないことも重要です。
5.モニターの有無
ドライブレコーダー自体にモニターがついていると、事故現場で録画した動画を再生することができます。画面は小さいですが、現場で確認で十分なケースもあります。
6.保存先切り替え時間
ドライブレコーダーは連続して録画し続けているのですが、一定期間毎に保存先の切り替えが自動で行われています。たとえば1分単位などです。
この切り替え時間が安価なものだと、比較的長いことがあります。万が一の可能性ですが、肝心な事故の瞬間が映っていないこともあり得ます。
ドライブレコーダーはどこで買えるの?
カー用品店、カーディーラー、自動車整備工場どこでも取り扱っております。
また、取り付けもどこでも対応してもらえます。
取付け時間はどのくらいかかる?
取付けは1時間あれば可能です。
ただ、在庫がなければ入荷をお待ちいただく場合があるので、あらかじめ予約されるとよいでしょう。
ドライブレコーダー取付時の注意点
アイドリングストップ車等は、取付方法を間違えると、エンジン再始動時に録画がとまってしまいます。
ドライブレコーダーの価格はどれくらい?
低価格のものであれば3,000円くらいのものから、高額のものでは60,000円を超えるものもあります。
取付け工賃は5,000円~6,000円くらいが多いです。
製品と工賃込みで、8,000円~70,000円と大変幅があります。
当方の感覚では、ドライブレコーダーの選び方6つのポイントを満たした製品はだいたい30,000円前後のものかと思います。
次にご紹介する当店推奨のドライブレコーダーもそのぐらいです。
当店推奨のドライブレコーダー
当店が推奨しているのは、T’zのドライブレコーダーです。

車にとりつけたTZ-D002(真ん中上)

車にとりつけたTZ-D002
1.LED信号が映る
2.録画画素数200万画素
3.GPS機能有
4.電波干渉しない
5.TZ-D001はモニターなし。TZ-D002はモニターあり。
6.保存先切り替え時間が短い
以上、選び方でお伝えした6つの要素を持っております。
TZ-D002はパーキングモードがあり、駐車時も最大7時間監視可能です。
ちなみにこの製品は、今のところ大手カー用品店では取り扱われておりません。
当日でも事前にご連いただければ在庫の手配可能です。
ご連絡いただいた際に工賃を含めたお見積り金額も提示させていただきます。
上の動画はTZ-D002で実際に撮影したものです。
夕暮れ時に西日の方を向いている状態です。
動画後半に信号が出てきます。LED信号はこのように点滅して表示されます。
ちなみにTZ-D001で撮影しても全く同じです。違いはモニターの有無です。
中谷康志より一言
事故をおこさない安全運転が一番ですが、事故はこちらが気を付けていても、起きてしまうことがあります。
そんなときに、自分の安全運転を証明してくれるのがドライブレコーダーです。
たとえば、当て逃げされた時でも、ドライブレコーダーがあれば相手の車のナンバーもはっきり記録します。
万が一に備えて、ドライブレコーダーの取付をおすすめいたします。
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